出産レポート2

つづき

その後医師から胎盤が剥がれたときに大量出血することがあり手術の場合もあると説明された

お腹はアイスノンで冷やされて気持ち良かったから
もっと冷やしてくれ~って思った

子宮収縮剤の点滴をしながら切開の傷を縫われたけどそれがチクチク痛くてベッドの柵をバシバシ叩いてたら先生が「あっこれが痛かった?」と麻酔の注射を追加してくれた

おへその辺りをぐりぐり押すと収縮するらしく何度も何度もぐりぐり押されて痛かった
押す度に沢山血が吹き出してるのがわかった

一連の後産処理が済んで助産師さんや医者たちは徐々に部屋からいなくなっていった

時計が見えなかったから時間はわからないけど日勤と夜勤の入れ替わりくらいの夕方くらいだと思う
妊婦健診で私のNST を見て陣痛と気付きストレッチャーで運んでくれた助産師さんがおめでとうございます、と挨拶に来た
随分昔のことに感じたけど数時間前の出来事だ
まさか産まれるとは思いませんでしたと話したらあのストレッチャーは恥ずかしかっただろうけどやはり正解だったね~と言っていた

その後健診で診察した先生も来て「すぐ産まれたね~」と笑いながら可笑しそうに話すから私も笑ってしまった
「胎盤がちょっといたずらしちゃってるけど無事に産まれて良かった」と言われてそうかぁ安産だったけど胎盤のいたずらがあったんだ…と思い出した

二人とも帰る前に様子を見に来てくれたんだ
ありがたいな

最後に廊下で待っていた母と夫と面会できた

ビデオもカメラも準備がなかったので夫にスマホで赤ちゃんの写真を撮るよう頼んだ
私の入院準備がなかったから夫が荷物を持ってきた
気がかりだった息子の学校の宿題や提出物をお願いした
水が飲めないから母がマスクをくれて助かった

突然の出産で胎盤が剥がれないしこの先が心配で一人きりだとすごく不安になるから母と夫がずっといてくれて最後に会えてほっとした

やっぱり息子にすごく会いたくなったけど子どもの入室はできないので仕方がない
でも息子に「赤ちゃん産まれたよ~」って言いたかった

母と夫が帰り私はLDRの広い個室に一人きりになった
4泊5日の大部屋入院だけど1泊は個室に泊まれたと思えばいいじゃないかと気を紛らわした

たまに担当の助産師さんが来てはお腹を押して産褥ナプキンを換えたり点滴追加したり寝返りを手伝ってくれた
赤ちゃんに母乳をあげる手伝いもしてくれた

自分自身では身動き取れないし動く気力もなかったけど息子が明日学校に行ってまた帰りに友達にお世話になるかもしれないから産まれたことを報告しようと夜中に何とか腕を伸ばしてバッグからタブレットを取った

LINEを見たら同じマンションの友達が息子を預かってくれていたことが分かった
片手でお礼の返事をして赤ちゃんが産まれたことを知らせた
それたけで目も腕もとても疲れてしまいバタンと休んだ
産後の疲労度は半端なかった

深夜になり隣のLDRから分娩の様子が聴こえた
妊婦さんがヒー!ヒー!と痛そうに叫んでたら叫ぶと疲れるから呼吸をしなさいと言われていた
そういえば私は痛くて叫んだことがないなぁ
息子のときは無痛の麻酔を打つ直前のピークの痛みのときベッドの柵を蹴ってたし今回はベッドの柵を叩いてたなぁ

しばらくしたら赤ちゃんの泣き声が聞こえた
産まれたんだ~おめでとうございます


眠りたいけど眠れない喉がからっからだし体が痛い

隣のベッドで寝ている娘がたまにミルクを吐くからナースコールで呼んで知らせた
顔を横にしないとと思い何とか起き上がったが手が届かない
やって来た助産師さんがこれでは私が休めないから赤ちゃんを預かると言って連れて行った

またしばらくしたら助産師さんが来て医師から痛み止めの薬を飲む程度の一口の水なら飲めるってと言うので水だけ一口飲ませてもらった
ごくごく一気に飲みたかったけど一口で我慢した
いつも水をごくごく飲めるって幸せなことなんだなぁ

だんだん空が明るくなって朝になった

早く分娩台から降りたいし何か食べたい
朝には病室に移れるのかな

今日はどんな一日になるんだろう


つづく






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by miyukinomeruado | 2015-12-22 12:21 | 0month

蘇州→日本→男の子誕生→女の子誕生        


by mimi
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